ビギナー 日記

2000年1月入院1週間目
この 「ビギナーときたま日記」は、MACを買って5ヶ月経過したのをキッカケに始めました。 最近巡回しているURLは、ほとんどMAC系のサイトです。MAC系サイトの日記が滅多やたらと楽しいので 真似をしたくなりました。

バックンンバー1999版

2000年1月26日(水)【 入院7日目 】



やっと目的が実りました。
「インターネットの契約書」と「携帯禁止」の印刷を看護婦さんに渡せました。
渡したのは、25日の午後7時20分です。
「携帯禁止」は、勇気を度して今日の朝から荷物入れのトビラに張っていました。
ヘルパーさんは、「携帯禁止」の張り紙をみて『誰に貼られたの??』とか色々心配して 頂きました。 聞いてくださる方には、『入院前に準備して、持参しました』と言うと、安心して下さいます。
私は、婦長さんに注意を一度受けています。病院は、携帯禁止の張り紙(文字だけ)が各階に張って有るので、その関係で皆さん心配して下さいます。
皆さん、優しいな。

すぐに実行したがる私ですが、今回は慎重でした。
6日間も渡すタイミングを待っていました。
病気の回復を優先して、行動していました。
たまたま夜勤の看護婦さんは、他の方とは質問が異なりました。

「看護婦さん」:プログラムしておられるのですか。
「私」:いいえ、ホームページの作成ですよ。病院の案内図も作りましたよ。
「看護婦さん」:この図利用させて貰えますか
「私」:良いですよ。携帯禁止の用紙も有りますが。”これ”と見せる。
「看護婦さん」:これコピーさせて頂いていいのですか。
「私」:ここに4部同じ物が有りますのでご利用ください。 ついでに「インターネットの申込書」は、外来のYM看護婦さんに渡して貰えますか。
「看護婦さん」:良いですよ。

起床は、5時24分
寒くて目が覚めました。昨日からは、バスタオルを腰の下に敷いていないのが原因かも。
だまって7時20分までは、寝ていました。

お茶のポット入れは、7時20分
お茶配りは、毎日の朝食、夕食前にポットに入れて下さいます。
お茶の味は、良いです。番茶を葉のまま使用しているのだそうです。
おいしいからと寝る前に飲むと、寝られなくなります。

続いて看護婦さんの問診です。
雰囲気からは、35歳を超えているかと顔を見ると若いです。
態度は、ベテラン看護婦さんです。
問診のみでした。血圧測定も採血、体温測定も有りませんでした。

朝食は、8時10分
朝食は、普通食に代わりました。マーガリン、イチゴジャム、パン2枚、乳酸菌飲料、 牛乳です。マーガリン以外は、全て頂きました。 食事と同時に 排便を柔便にする薬、血圧、痔の薬、は指定の通りに服用しました。
点滴は、9時から
点滴は、黄色の液体500ml(アルトフェッド注射液 500ml 扶桑薬品工業)でした。 止血剤入りの点滴のため、点滴速度は、遅くなってます。早いと頭痛がするそうです。
昨日の文章と同じです。
今日の点滴の時間は、90分かかりました。
流量調節器具の設定は、看護婦さんの手加減ではなく点滴の針先が 血管壁に近いと出方が遅くなります。流量調節器具を全開にしても出の悪いのは変わりませんから。 点滴針の角度を気持ちだけ動かすと流量は増えます。

点滴の後は、いつも手洗いへ直行です。点滴したものと同じ色をしたものが 同じ量だけでます。

検診:11時30分
主治医の李先生の診察は、肛門括約筋の検査はまたありました。
「傷口が若干裂けたようです。心配入りません」との事

シャワーは、11時00分
久しぶりのお風呂です。
シャワーで済ませました。外に出て入浴予定者の欄を確認したら 入浴になっていました。湯船に浸れば良かったのにと後悔。

昼食は、11時20分
ごはん(小)、沖縄風煮物、お浸しゴマ掛け、清汁 全て頂きました。 おいしかったです。

インターネット接続:12時10分
今日の屋上は、晴れていました。
2日ぶりにホームページをアップしました。
屋上に居た時間は、5分間です。
厚着して行きましたから心配しないでね。

ACコードの修理:14時00分
優しそうな掃除のおばさんは、AC100Vのキャプタイアケーブル(延長コード)を 持ってこられた。掃除機に使用すると調子が悪いらしい。『病人さんに依頼するのは、良くないのは 解ってます。修理は、病院の人に修理を依頼すると4日かかるので、仕事に支障が有る』とのこと。私は、電気屋ですし、道具もありますからと5分で完了した。
コンセント部分(よく屈曲する部分)の断線でした。
昨日隣の”たかたにさん”の場所へTVを移設、アンテナセットしたので信用頂いたのかな。

おださんへホームページサンプル作成:午後2時30分〜17時30分
同室の”おださん”は、ホームページの作成に興味が有ります。
24日には、30分間の説明をしました。
昨日は、ホームページの登録する方法を奥さんに印刷させ、持参させる程に熱心です。
2月第一週に退院したら1ヶ月自宅療養するため、その間にホームページをアップするらしい。
おださんへは、INDEX、著作権、使用パソコン、日記、ホームページの作り方の5つのページ をリンクしたサンプルを作りました。使用データ量は、画像を含めて145kbytesでした。 この結果、今日は病院の案内図は、作成していません。

点滴:15時20分
生理的食塩水(100ml)の点滴を一回です。 点滴時間は、20分間で完了でした。生理的食塩水には、抗生物質が含まれて居るようです。
全身へ無理なく巡らすために、生理的食塩水を使用しているらしい。

排便:15時30分
まだ坐薬は、いれません。
排便、ガーゼ交換、でお仕舞です。 検診時には、出血は有りましたがこの時は少なかったです。
便の硬さは、ようやく形をなして来ました。
私の場合は、排便を柔らかくする薬を夜服用しないのが調子良い様です。

骨折のタカタニさん戻る:4時30分
3時頃に手術室に入ったタカタニさんの戻りです。
腕の骨折なので、特に看護婦さんからの質問は、少ないようです。
麻酔が完全に消えてないので、夕飯は8時だそうです。

夕食:17時30分
白いごはんです。白身魚の空揚げ、柚子味噌田楽、味噌汁、イチゴ×1個
病院の標準メニューと同じです。 食事後は、便を柔らかくする薬を飲みませんでした。

坐薬挿入:18時20分
排便のついでの坐薬挿入です。
残念ながら、排便は無かったです。
ガーゼの出血は、少なくなっていました。

後は、消灯です。

本日は、血圧測定は無し。体温測定は、1回、問診(ゴハン食べた?、傷口は?)は、3回でした。

現在の体重は、67Kg(−3Kg)です。やっと痩せるレールに乗れそうです。

食事メニュー
これは、私の食事です。病院の標準メニューと同じになりました。

日(曜日)

朝食

昼食

夕食

26日(水) パン、マーガリン マーマレード、ヤクルト、牛乳 沖縄風煮物、浸し白子のせ、清汁 白身魚の空揚、柚子味 噌田楽、味噌汁、イチゴ一個

2000年1月25日(火)【 入院6日目 】



昨日は、友人(二名)の訪問(←24日の日記に追記)
インターネット友達のTOMOKOさんとeddieさんの「ときたま掲示板」書込確認。
21日〜24日分の「ときたま日記」のホームページをアップした。
電子メールの受信。
24日は、屋上が暖かかったので色々出来ました。
起床は、7時00分
昨日は、305号室は、女性患者の処置で看護婦さんは消灯にも来られなかった。
お疲れさまでした。ここ三年で一番眠れなかった日らしい。
2日前は、90才の男性が無くなっています。
病院の勤務者は、緊急時には廊下を走るが表情、言葉、雰囲気は変わらない。
ちょっと違う世界です。
この世とあの世が繋がる場所ですね。
なるほど、だから「ターミナル・ケアの場所」と言葉の意味を理解出来ました。
ここは、優しい世界です。
完全に別世界ですね。6日間も休んでいるのに、頭はさえません。
何かしようとする気力が沸かないです。
元の世界との接点は、この日記を入力しているノートパソコンだけです。

病院の中では、やはり良い患者であるべきなんですね。
だから病気が直るんですよね。
こんなこと考えるから、病気になるのかな。

患者としては、病院の生ぬるい(保育器のように環境変化の少ない)雰囲気は、 家庭の雰囲気ですね。
全ての男性的な感情が母親にスボイルされる世界。
高校生の頃は、この感じが嫌だった。
此処は、女性ばかりです。主治医、医院長、会計事務の男性、 その他お医者さん以外は、全て女性です。
女性ばかりと言っても、エロテイックな意味は無いです。
親鶏の羽根の下の世界です。

朝食は、8時10分
朝食は、普通食に代わりました。マーガリン、イチゴジャム、イチゴ3個、パン2枚、 牛乳です。マーガリン以外は、全て頂きました。 食事と同時に 排便を柔便にする薬、血圧、痔の薬、は指定の通りに服用しました。

排便は、順調です。傷口からの血液、体液のガーゼへの付着は、昨日の1/3で、傷が 塞がってきた様です。

鎮痛剤の坐薬挿入とガーゼ交換で作業完了です。

点滴は、9時から
点滴は、黄色の液体500ml(アルトフェッド注射液 500ml 扶桑薬品工業)でした。 止血剤入りの点滴のため、点滴速度は、遅くなっています。早いと頭痛がするそうです。
昨日の文章と同じです。
点滴の時間は、120分かかりました。
今日の点滴は、長かったです。2倍以上時間がかかりました。 流量調節器具の設定が少なすぎたようです。
看護婦さんの手加減ですね。(←血管壁への針接近が原因)

点滴の後は、いつも手洗いへ直行です。点滴したものと同じ色をしたものが 同じ量だけでてきます。

新しい患者さん:9時30分
75歳くらいの男性(たかやさん)。腕の骨折で入院です。
本日は、毛剃り。 明日手術。

笑い話
いつも21歳の男性が笑わしてくれます。
つぼに嵌まる笑いです、尻の傷口が痛いのと おかしいので、ヒイヒイ言わしてくれます。

「看護婦」:体温計入れて一分立つけどピー鳴らないね。
「青年」:ゴメン!!。ナースコールの押しボタン挟んでた。大きいとは思ったけど。

診察は、11時13分
主治医の李先生の診察は、肛門括約筋の検査は無かったです。
傷口の治りも良好だそうです。
痔ろうがしっかりと年期が入っていたので取り出し易かったとのこと。
そして、2週間で確実に退院出来る様です。

昼食は、11時20分
親子丼、おろしあえ、清汁 全て頂きました。 久しぶりのごはんでおいしかったです。

さとうさんの入院:11時30分
若い25歳くらいの男性です。
本日の2時に盲腸手術予定です。
早速の剃毛、抗生物質の皮内テストが行われていました。

病院の散歩
今日も暇です。何かしようとの気が起きません。
今日は、2階の案内図を作ってしまいました。

お見舞い:午後3時00分
入院前から連絡していた保険屋さん(すずきさん)の訪問でした。
「保険屋さん」:体の調子はどおですか?
「私」:『ときたま日記』を読んでもらった方が早いです。
でもってNikodemo(パソコンの弟子一号・看板屋)と同様に、日記を読んで貰いました。
「保険屋さん」:痔の手術って進歩してるのね。この病院は、食事がいいのね。と関心していました。

日記で事情、元気な状態を理解頂いたので「日記」作成も役には立ってます。
後は、保険料支払いの手続き書類の説明を頂いて即効の10分で帰って行かれました。

排便:午後3時10分
まだ坐薬は、いれません。
排便、ガーゼ交換、でお仕舞です。 肛門括約筋の検査がなかったので、出血は少ないです。
全体的にガーゼの汚れは、少なくなってきています。
いままで3枚のガーゼを使用して8mm厚で使用していましたが2枚に減らしました。
午前の検診でのガーゼ交換も8mm厚から5mm厚に減っていました。

点滴:午後3時20分
生理的食塩水(100ml)の点滴を一回です。 (これは、抗生物質の抽入用の生理的食塩水なのかも知れません。)
点滴時間は、10分間で完了でした。

盲腸の”さとうさん”戻る:4時30分
3時頃に手術室に入ったさとうさんの戻りです。
「手術時間が掛かったのは、癒着した部分を剥がすため」と看護婦さんの説明が聞こえる。
私が、質問されたのと同じ「どこまで感じますか、足の指は動かせますか、膝は立てられますか」の問診も聞こえて来ます。なんせカーテン超しで隣のベッドの会話でから。
主治医は、様子を見に来て、「明日までこの状態で居てください。」と さとうさんに言ってすぐ 消えられた。忙しい病院だ。

私は、暇なので1階外来の見取り図を作りにゆきました。
4時30分は、外来の人は、3人程度なので風邪を写される心配はありません
昼間行くと、外来の患者さんに病気を頂く可能性がありますから。
インターネットホームページ「おじマク」のTOMOKOさんのご注意でもあります。

夕食:5時30分
うれしい白いごはんです。そして天婦羅ですよ。湯豆腐に赤出汁。大歓迎です。
病院の標準メニューと同じです。 食事後の薬は、便を柔らかくするのは、飲みませんでした。

坐薬挿入:6時40分
ベッドの背もたれを角度を強くしすぎました。おかげでガーゼには、少し血が 滲んでました。昨日と同じと言えば安心してもらえますか。

後は、消灯です。

本日も血圧測定は、1回。体温測定は、1回、問診(ゴハン食べた?、傷口は?)は、3回でした。

食事メニュー
これは、私の食事です。病院の標準メニューと同じになりました。

日(曜日)

朝食

昼食

夕食

25日(火) パン、マーガリン イチゴジャム、果物、牛乳 親子丼、おろしあえ、清汁 天ぷら、湯豆腐、赤だし

2000年1月24日(月)【 入院5日目 】



昨夜は、仰向けだけでなく、横向きでも寝ることが出来ました。 手術の日は、上向きで寝ないと吐き気がするとの注意がありました。 麻酔剤の影響があるのかも。
2日目は、横向きに寝ると肛門が痛くて眠れなかった。
昨日は、横向きでも支障なく寝ることができました。
起床は、6時50分
看護婦さんから『採血です。』と起こされました。 5時25分には、目覚めていました。
寝る前に飲んだお茶(病院の)が濃かったので寝入るのに時間がかかりました。
鎮痛剤の坐薬は、使用することは有りませんでした。。

朝食は、7時50分だったかな。ゴハンが重湯でした。 後は牛乳、味噌汁、のり佃煮でした。
排便を柔便にする薬は、服用しました。 血圧、痔の薬、は指定の通りに服用しました。

8時30分に会社へ電話
朝食の後は、会社へ「転勤の件は、体力的に自信なし」と電話連絡を入れました。
鎮痛剤と血圧降下剤のために頭の回転は、悪いです。 一応ノートに設問される内容を列記して、電話にゆきました。
会社に電話したら女性のSさんがでました。部長への転送をお願いして、部長との 会話です。
1.体の様子は?。
2.転勤は?
の会話であっさり終了しました。
転勤は、本社人事部からの選択基準で選んだ感じです。
実状の仕事の状態ではなく、本人の人事申告を規準としたようです。
あくまでも推測ですが。

点滴は、8時50分
朝食後には、恐怖の排便ですが出ませんでした。
傷口消毒、鎮痛剤の坐薬挿入、ガーゼの交換など仕事はあります。
手洗いから戻ると点滴のために看護婦さんが待っていました。
点滴は、黄色の液体500ml(アルトフェッド注射液 500ml 扶桑薬品工業)でした。 止血剤入りの点滴のため、点滴速度は、遅くします。早いと頭痛がするそうです。

昼食は、11時20分
重湯、味噌汁、焼き魚、酢の物、茶碗蒸し 全て頂きました。 茶碗蒸しでは、よく私はやけどします。今回の茶碗蒸しは、適度な温度でした。
口腔内火傷防止のためかも知れせん。
会社の食堂よりも良いです。会社の茶碗蒸しは、少し魚臭いのです。

病院の散歩
早く言うと暇です。薬のために何かしようとの気が起きません。
暇だから3階の案内図を作ってしまいました。

T字帯を外しました。
どうやら手術の2日後くらいに外しても良いようです。
入院前には、入院中は常時着用かとおもっていました。
使いやすくて、結構フンドシっぽくて良いですね。 ダイエーで購入しましたが、160円/枚でした。
夏になったらフンドシ代わりに買おうかとも思います。

テレビ無し、パソコン電気代100円
テレビは、見ません。各ベッドには、テレビが備え付けです。
人生リフレッシュが目的なので、見ないことにしています。
常時ノートパソコンを使用していますので、電気代は、100円/日支払います。
読んでいる本は、病院の図書棚に有った本です。
銀河鉄道の夜(宮沢賢治)です。
花巻は、5年前に仕事でゆきました。夜宿泊する場所が花巻です。 真っ白な雪しか記憶には、ありませんが。

点滴・主治医の検診・お見舞い:午後2時30分
生理的食塩水(200ml)の点滴を一回です。
その後に、主治医による手術後の検診でした。
医者の検診は、肛門括約筋の確認が今日もありました。
この後は、出血するので嫌なんです。ハイ。

検診と前後して、友人2人が別々にたずねてくれました。
一人は、パソコンの弟子一号(看板屋)です。仕事のついでに、屋外に出られるよう「パジャマ」を 買ってきてくれました。
入院中は、常時寝巻き着用かとおもっていました。
寝間着は、手術した日と翌日だけ必要だったのです。
T字帯が取れるのと同時にパジャマへの変更が可能だったようですね。 弟子一号は、仕事中だったので入院した5日間の日記を読んで帰りました。

もう一人の友人も、仕事中に訪問してくれました。
こちらは、営業マンです。ユーザーと待ち合わせの通り道だったので寄った との事。「洗濯物無いか」で「まだない」というと3分で帰ってゆきました。
彼は、私以上にシャイな人間です。(←つっこみは無しだよ)

本日も血圧、体温、問診(ゴハン食べた?、傷口は?、便に血は?)は、3回でした。

食事メニュー
これは、私の食事です。病院のメニューとは異なる部分があります。

日(曜日)

朝食

昼食

夕食

24日(月)

重湯

のり佃煮、茹卵、牛乳

塩焼き、酢の物、味噌汁

ハンバーグ、野菜の煮物、清汁


2000年1月23日(日)【 入院4日目 】



ようやく4日目です。
気持ちがよかったのは、2日目夜中3時にもらった水です。実にうまかった。
それと3日目朝8時にタオルで体を拭いて貰ったことですね。 人の好意は、暖かいですね。 会社人間からの一時待避。オアシスですね。
起床は、6時50分
看護婦さんから『採血です。』と起こされました。 ぐっすり寝ていました。 鎮痛剤の坐薬を午前2時に入れたのが効いたのです。
ぐっすり眠るのが、最大の幸せです。

朝食は、7時30分だったかな。ゴハンが全かゆでした。ただし朝だけでした。 後は味噌汁と牛乳、ヨーグルト、鯛みそでした。
排便を柔便にする薬は、服用しませんでした。 血圧、痔の薬、は指定の通りに服用しました。
ペロっと食べてしまいました。 朝食後には、恐怖の排便です。

10時に点滴
点滴は、黄色の液体500mlでした。

昼食は、11時20分
重湯、清汁、炊合せ 全て頂きました。

食事の後は、排便と傷口の洗浄をしました。 うまく出来たのでホッとしています。

会社の課長の見舞いは、午後2時
今日は、日曜日で暇でしたから、病院の食事メニューを記録していました。
立ったままでパソコン入力中に、課長の見舞いです。
会社の人には、入院を伏せて頂いています。家族がいるとお返し等を考えるのですが 独り者には、お返しが面倒(体力消耗)なので遠慮していました。
でもうれしいですね。 ついでに転勤は、体力的に今は、無理であることをお伝えしました。
2月2日退院で、7日には、別の職場(勤務地は、奈良から通勤不能)では、 体力と時間的に無理だからとの判断です。
転勤の話を切り出した部長には、明日電話する予定です。

2回目の点滴は、午後2時?(記憶不明)
課長の帰ったすぐ後でした。
廊下で、食事のメニューを入力していたら、インターネットに興味ある人と話をしました。
インターネット最大の関心は、パッキンのお姉さんとのこと。 今でも言いですよで、持参画像を御見せすることにした。
点滴の最中にパソコンのセットと忙しかったです。ホント。

夕食は、午後6時です。
夕食時間までは、同室の男性とインターネットの話をしていました。
入院中にホームページ作りましょうよと。
退院しても、1カ月間休職されるのでホームページ作りますとの事。

夕食の後は、排便し坐薬の挿入です。
今日は、二時間程度立ていたので疲れたのか、坐薬の挿入が困難でした。
毎日、身近に接すると肛門は、手のひらと同様に親しみが増して来ます。
病院では、体の恥ずかしい部分なんて無いようですね。

本日も血圧、体温、問診(ゴハン食べた?、傷口は?、便に血は?)は、3回でした。

病院の標準メニュー
これは、私の食事とは、若干異なります。

日(曜日)

朝食

昼食

夕食

23()

パン、マーガリン

イチゴジャム、茹卵、牛乳

空揚げ、炊き合わせ、清汁

肉じゃが、酢の物、味噌汁

24()

パン、マーガリン

マーマレード、茹卵、牛乳

塩焼き、キンピラ、さつま汁

豚肉ピカタ、含め煮、スープ

25()

パン、マーガリン

イチゴジャム、果物、牛乳

親子丼、おろしあえ、清汁

天ぷら、湯豆腐、赤だし

26()

パン、マーガリン

マーマレード、ヤクルト、牛乳

沖縄風煮物、浸し白子のせ、

清汁

空揚、柚子味噌田楽、味噌汁

27()

パン、マーガリン

イチゴジャム、ヨーグルト、牛乳

筑前煮、和物、清汁

ササミフライ、ポテトサラダ、

味噌汁

28()

パン、マーガリン

マーマレード、チーズ、牛乳

すき煮風、拌三糸、味噌汁

煮魚、野菜炒め、清汁

29()

パン、マーガリン

イチゴジャム、果物、牛乳

天婦羅、辛子合え、赤出汁

鶏味噌掛け、茶碗蒸、お浸し

30()

パン、マーガリン

マーマレード、ヤクルト、牛乳

付焼き、ポテトサラダ、豚汁

スパゲテイ、炊合せ、ゼリー


2000年1月22日(土)【 入院3日目 】



お昼には、ようやく落ち着きました。
昨夜は、一睡も出来ませんでした。
今日は、初めて坐薬を入れて、一息ついています。
眠れないままでした。
8時看護婦さんが、手術後のトイレでの洗浄、消毒、坐薬の種類を 説明いただき、すぐに坐薬を入れました。痛み止めの坐薬です。
正直、傷痕に直接坐薬を入れますから、恐々でした。

朝食は、重湯でした。後は味噌汁と牛乳、乳酸菌飲料、鯛みそでした。
排便が恐いですが、ペロっと食べてしまいました。

11時に排尿
カテーテルを尿道にいれています。
これを外すには、尿意による排尿の反応確認がともないます。
肛門周辺は、微妙な器官があります。 排尿が正常に行われるかの確認も含めてあり、カテーテルは、 尿が溜まる袋を遮断して、尿意が限界になるまでまつのです。 カテーテルを外して、排尿できたら機能は正常です。
排尿出来ない場合、カテーテルの再挿入するとのこと。

昼食は、11時20分
重湯、牛乳、味噌汁、卵と大根の煮物、野菜の煮物、かぼちゃのペースト 全て頂きました。

食事の後は、思い切って排便と傷口の洗浄をしました。 うまく出来たのでホッとしています。

医師の検診は、午後2時
一日で一番痛い時間でした。 肛門括約筋の機能確認のため、医師が指を入れ、これを締め付けるのです。
肛門筋も正常に動作している様です。

後、の仕事は、午後5時20分の夕食です。
リンゴ、卵のそぼろ、重湯(50%)、ツナのソボロ、牛乳でした。

夕食を取ると、すぐ手洗いにゆきたくなります。
午後8時、午前2時に排便をしました。
柔らかい便です。
傷口のガーゼは、まだ汚れが目立ちますが血液の付着は無くなりました。

午前2時のからは、傷口が痛いので鎮痛剤の坐薬( ポルタレンサボ50mL ciba−GAIGI)を入れて寝ました。朝までぐっすりでした。 へえー千葉ガイギは、接着剤だけでなく医薬品も作っているのですね。

2000年1月21日(金)【 入院2日目 】


Copyright(弟子一号)
入院一日目の
日記upは、病院の屋上にある洗濯場で行いました。
でも「携帯電話禁止」のご注意を受けてしまいました。
病院の屋上は、寒風のためダメとのご注意。
インターネット友達のTOMOKOさんからも、無理しないようにご注意いただいています。
晴れた日にでもアップします。
よく眠れました。起床は、6時13分
採血のために起床しました。看護婦さんは、午前6時からのお仕事で頭が下がります。
昨日は、睡眠薬の服用での就寝でした。薬を飲む時間が遅くなると翌日に残りますとのこと。
素直に従いました。

昨日65才代の男性は、退院されました。おめでとうございます。 動きが敏捷でしたから。
昨夜8時30分には、新しい入院患者さんが来られました。
この患者さんは、肺気腫の15才です。「受験地獄」の只中にいる人です。
会話を聞いていると1月31日の受験には、肺に治療用の管を入れた状態でも行くとのこと。
こんなに「受験地獄」と言うのはすさまじいです。 医師の処置をカーテン超しに聞いていました。肺から空気を抜くシューーと音がします。

入院一日で感じた事は、私は「さみしい生活をしていた」ということです。
ゆったりと人の好意にすがる事を嫌っていた生活です。
これでは、女性が近づくことも出来ないですよね。
どおも人が恐いと思ってしまいます。
色々な事を考える入院ですね。

浣腸は、10時00分
血圧は、190mmHgまであがっていた様です。 昨日夜は、舌下に血圧を下げる液状薬(苦い薬、飲み込み禁止)を入れました。
別の錠剤を朝晩夕食後に服用が必要です。
本日は、手術なので絶食です。

浣腸して20分経過してもまだ気配はありません。
30分で手洗いへ。
便には、色がついて無いのが正常です。
残念ながら便には、色がついているのである。 結局3回も浣腸をされることになりました。

手術は、1時30分
兵庫県の田舎から兄が到着したのは、12時でした。 ようやく3回目の浣腸を1時間我慢しての頃でした。
良いですね家族は。勇気付けられます。
手術室までは、病室のベッドのままで移動です。
手術着は、バスタオル状の布一枚です。

まずは、腰椎麻酔です。 表皮麻酔してから腰椎の麻酔になります。 針が入りにくいのか30分かかりました。
手術台は、1枚板の台ではなく幅30cm長さ50cmの板を 各方向に傾ける自在タイプの手術台です。
腰から前は、前傾30度傾けてセットされました。 腰から後ろは、麻酔で解りません。
痔の手術時間は、55分でした。『血圧測定のインターバル時間は、 5分』の会話があり、測定が11回有ったあとに終わりました。

手術完了後に尿道へカテーテルの挿入です。
手術後の安静確保のためです。

病室に戻ったのは、午後3時
手術の最後には、痔ろうの切除したのを見せて頂きました。
小指大で長さ30mm、二次痔ろう(10mm)2個でした。 結構大きいでした。3年放置の結果なのですね。

病室に戻っても動ける状態ではありません。
右足、左足ともに他人の様です。
翌日の朝までは、点滴が5本です。
午後9時、12時、午前3時に交換に看護婦さんが来てくださいました。
病院勤務の人は、普通と違う生活なのですね。

傷痕がチクチクして眠れませんでした。 朝8時に坐薬を頂いて、一息つきました。

2000年1月20日(木)【 入院一日目 】


新しい人生の再出発です。
あまり眠れ無かったです。起床は、7時30分
手術の心配で眠れなかったのでは無いです。

引越しをどうしようか考えていると眠れません
月刊誌「Internet iP」 を取り出して「近くのプロバイダは???」 と探しはじめるしまつです。
引越し荷物の心配は、とツッコミをいれられそうです。
家に帰って考え事をしている気分と、会社での気分は極端に違うものですね。
会社では、やはり仮面を被っているのか、鉄の扉を心に付けているのか??
家族持ちは、引越しについては自分以外の心配をしないといけないけど、 奥さんの決断に賛同してもらうと気が楽だと思います。
女性の判断は、こういう時に「結論だけ」を言ってくれる。
つくずく伴侶がほしいと思った夜でした。

起きてまずの作業は、インターネット接続です。
リアルタイムでの入院報告している私は、気楽ですが、「ときたま日記」を読んで くださる方には、辛い思いをさせます。ゴメン
日記を書くことで、心配事が体の一部になって、栄養になって行くような錯覚を 覚えます。
メールと掲示板を開くと「TOMOKOさん」と「eddieさん」の言葉が並んでいた。
思わず目頭が熱くなりました。eddieさんはパン屋さん廃業と病気の山を越したベテランです。 言葉は、短いけれど力強い手の感じがします。
TOMOKOさんからは、小さいときに引越しした経験をメールで頂きました。
子どもは、選択権が無いんですよね。それを考えると私は、自分で結論が出せるんですよね。 色々と心配してくれる人が居るのは、いいなーーって思います。
素直に人の気持ちを受け入れるのは、何年ぶりだろうか。

次の仕事は、冷蔵庫の整理です。
12月初旬に買ったラフランスが6個、きゅうりが3本、期限切れの茶碗蒸し、 明後日期限のラーメン、2000円分のチーズです。
チーズは、御近所へ
その他は、畑の肥やしになりました。

病院到着は、9時45分

朝食を済ませ、約15Kgのリュックをヨッコラショと担いでの入院です。
電車、バスのなかは、ラッシュアワーが済んでいたので大きなリュックでも問題無く 持ち込めました。色々な荷物が入ってパンパンに膨らんでいます。
外来の看護婦さん曰「こいのぼりみたいね。!!」と

まずは、心電図の再検査
異常確認ではなく、病院がなくした結果らしい(←6日は、階段を上がってすぐの測定の為、再検査の可能性大)。10時10分に完了
その後は、入院の病室までの案内は、30分後でした。
病室は、303号室です。6人部屋です。
腎臓結石(← 胆のう結石でした)を手術した人
付き添いの奥さん
左腕と手を骨折した若い男性
その前の60代男性。
私の入室と入れ違いでベッドを移動した男性
そして私です。

寝巻きに着替えてベッドにパソコンをセットしたのは、11時でした。
床屋の毛剃りセット登場。
イチカワさんのホームページ『JIRO物語(痔瘻物語)』の様な感動は、ありませんでした。
なんかすごく、遠い昔に母に耳掃除をしてもらっていた感じです。
病院は、不思議な場所ですね。入る前は、恐い感じがしました。
入っている人は、全てハンディのある人です。
柔らかい空気の流れる空間を今感じています。
この空気に包まれてゆっくりと癒されよう。
痔の手術に来たのか、心を癒されに来たのかわかりませんね
室温も下着と寝巻きだけでパソコンを触っていても寒くないです。
この温度も心を気持ちよくしてくれるのかも知れませんね。

昼食は、11時20分
毛剃りの後は、看護婦さんの問診です。
小さな字で書いている。
165cm 60kg程度のがっちりした人なんです。年齢24才くらいかな。
(←私と同様でタイプです。)
その後は、抗生物質二種類の皮内反応試験です。 注射器の種類識別は、黒のマジックインクで幅20mmでの線有り、線無しです。 以上で看護婦さんとの会話はお仕舞でした。

昼食は、推定350KCal程度です。
焼き魚、味噌汁、小ご飯、ゴボウの煮物(五目煮)以上でした。

ここまで書いてまだ午後2時です。
今日の予定は、夕方の血圧測定、夕食、下剤の服用
後は、絶食です。

明日は、浣腸、皮下麻酔に続いての腰椎麻酔、手術の予定です。 これを書いている間に聞いたCDは、2枚
自分でつくったjazzのオムニバスCDと
ラテン・チェロ(ロンドンの24人のチェリスト。)
たゆたゆと流れる時の中で。 明日からは、本も読まないで寝て過ごしそうです。
夕食は、17時20分
クリームスープのクルトン入り、生野菜、ヤキソバでした。 別に不安も無く熟睡です。 以上

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Diary Page Since Aplil/18/1999 By AKIO KAMBE